PSA（前立腺マーカー）検査

50歳以上の男性にお勧めします…

PSAとは前立腺から分泌される物質で、前立腺に異常があると血液中のPSA濃度が上昇します。
PSA検査は採血によりPSA濃度を調べる検査で、前立腺の疾病、とくに前立腺がんを発見するのに有用であるといわれています。

当センターで平成25年～26年度の間に「人間ドック」「生活習慣病健診」を受診された男性のうち9,147人がPSA検査を実施しました。その結果、基準値を超えるPSA検査陽性者は446人（陽性率=4.9％）でした。そのうち308名が要精密検査となり、以下のような結果が示されました。
この結果からも判るように、PSA検査は血液検査で前立腺の異常を早期に発見する、とても優れた検査です。

PSA検査陽性者から発見された疾患

1	前立腺がん	13人　4.2％
2	前立腺肥大	19人　 6.2％
3	その他の所見	75人　 24.4％
4	正常範囲内	39人　12.7％
5	不明（未受診者を含む）	162人　 52.6％
合　　計		308人